作りたいイメージを具体的に立体化する自作ジオラマは、ちょっとしたアイデアとテクニックで、よりリアルさ演出することができます。
自作ジオラマは配置する小物をリアルに近づけると、ぐっとリアリティが増します。小物をリアルに作りたい場合、活用したいのがプリンターです。世界観を印象づけるための壁に貼るポスターや小物のパッケージを、ジオラマのサイズに合わせて縮小してプリントアウトするのです。プリントアウトするときに、色調を世界観のイメージに合わせて変えてみたり、塗装で汚すとリアルさが増します。
自作ジオラマにリアリティを出すパーツとして植物があります。便利なジオラマ用素材には、1/32スケールの小さな木の葉があり、ボンドで1枚1枚、ジオラマの壁に貼り付けることで時間の経過を演出することができます。さらにリアルさを演出するテクニックとして、枯れたツタなどの植物の代用として、雑草の根などをよく洗い、熱湯をかけてカビ対策によく乾燥させて使用するのです。
リアルな素材を使うことで、自作ジオラマによりリアリティと深みが増すのです。お菓子の箱やおもちゃの小物などもイメージに合わせてリメイクしたり、身近で使えるものは何でも使ってみてリアルさを出すのが、自作ジオラマのテクニックであり基本なのです。